日蓮正宗 根室山 法海寺

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【成長の家】

成長の家

成長の家とは、
元大元(おおもと)信者の谷口雅春が長年にわたる修行の末、
「人間は神の子である」という悟りを得て、
その喜びを 伝えるために、昭和5年に
「成長の家」と言う月刊誌を創刊したのが始まり。
成長の家では、この発刊を持って立教としている。
この書籍を読んだ多くの人が、
幸福な人生へと導かれると言うが、その実態は、
創始者の谷口雅春が、あらゆる宗教・哲学・心理学・精神分析などを
自分勝手にごちゃ混ぜにした滅茶苦茶な教説をでっち上げ、
「真理の書かれている言葉を読めば病が治る」などと会員を唆し、
膨大な書籍を購読させる、極めて悪質な出版宗教である。

(中略)

生長の家では、昭和5年の立教以来、
「天地一切に感謝」
「すべでは神において一体」
等の教えを基として活動しているという。
教団では毎日、「生命の実相」等の聖典を読んだり、
先祖供養のため、生長の家関係の書籍を神前、仏前で読誦するそうだ。

しかし、初代総裁である谷口雅春自身が、

「いや、あれは単に本を売り出すための方便にすぎない。
 本を多くうる為には、先づ多くの人々を集めねばならぬ」
   (中村古峡著「迷信に陥るまで」183ページ)
などと、 清々しいまでに開き直ったことを言っている。
生長の家は教団が出版した書籍の販売を目的として、
単なる商売団体なのである。
おまけに昨今、生長の家では、環境問題に取り組む事が現代的な意味での宗教生活の実践であり、新しい文明の基礎づくりに取り組むとしている。
具体的には、人類社会が自然エネルギーを全面的に利用することで、
「脱原発」と「地球温暖化の抑制」を同時に実現し、自然と人間が共に繁栄する「新しい文明」を築いていくそうだ。
もはや宗教かどうかすら怪しい。(大白法1103号抜粋)

日蓮大聖人は
「仏法は体のごとし、世間はかげのごとし。
 体曲がれば、影ななめなり」
と仰せである。
体が曲がったまま、影である「世間」をいくら変えようとしても、幸福な人生へと導かれることなど、あろうはずがない。
生長の家を熱心に信仰するほど、迷い続けることになる。

あなたの周りに新興宗教に捕まっている方がいらっしゃれば、
一度、法海寺へいらして僧侶の話に耳を傾けてください。

信仰は自由ですが、老婆心ながら申し上げました。